お世話になっております。株式会社青柳産業Webブログ担当のスタッフKです。
本日は青柳産業が取り組んでいるウレタン素材の再利用品、粉砕ウレタンについてご紹介致します。限りある資源を最大限活かす青柳産業のSDGsへの取り組みの一環となっております。
青柳産業では日々ウレタン加工を行っておりますが、製品が仕上がると同時に発生するのがウレタンの端材です。この端材の処理が大変厄介です。通常ならば産業廃棄物なり自治体が定める方法にて廃棄しないといけません。日々発生する端材をすべて産廃処理を行うなんていったい費用がどれくらいかかるん??みたいなことになっちゃいますよね、、。考えただけで震えてしまいます(笑)
とわいえ、ウレタン素材も一部リサイクルが可能となっております。端材をメーカーに返却し再利用され完成するのが、マーブルウレタンフォームとなっております。我々も馴染みのある沢山のウレタンが集まり、粉砕され圧縮成形されたものがフォームとなり、再度ウレタン商材として各ウレタン加工場に出荷されております。

マーブルウレタン
しかし、メーカーに頼っていれば一件落着ではございません。青柳産業として何か取り組める事はないのか、自分たちが出した端材は少しでも自分たちで活用していけないのか、この商材を活用し誰かを笑顔に出来ないかというのが我々の長年の想いでした。
そんな中取り組み始めたのが粉砕したウレタンフォームをカバーの中に封入する加工方法です。モチモチふわふわのウレタンフォームをカバーに詰め込みます。ウレタンフォームは品種により硬さ・密度が異なります。我々は安定したウレタンフォームを封入する為に厳選したウレタンフォームを使用し、重量にて品質を管理しております。
粉砕後
ウレタンフォーム
主な使用用途
ピロークッション・背あてクッション・ベビー用クッション・ペット用クッションなどなど・・・
三角テトラ型
クッション
加工の流れ
弊社が現在行っているのはお客様より御支給頂いたインナーカバーに、粉砕ウレタンをご指定の重さ封入する加工で御座います。空気を送り込みウレタンを封入するので通気性のあるインナーカバーでの委託をお願い致しております。インナーカバーにパイプ口径サイズのファスナーを縫い付けて頂けるだけでOKです。
まとめ
青柳産業では日々のウレタン加工を通し限りある資源の活用、環境への配慮を行いながら持続可能な開発目標を掲げております。先ずはウレタンフォームのリサイクルを行い、次のフェーズでは脱炭素への取り組みを視野に入れ現在新設設備の導入を検討しております。粉砕クッションについてのお問い合わせ・ご質問等御座いましたらお気軽にお問い合わせください。こんなクッションを作りたい!このカバーの中材を検討中だけど中に何を詰めようかな??などのお困りごとはございませんか?安心してください青柳産業が課題を解決致します。皆様からのご連絡お待ちしております。ご閲覧ありがとうございました。
『ウレタンの可能性をカタチに』